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薬の服用

先日の外来で薬が追加になった。



主治医とこんな話をした。
ワタクシ:「やろうと思っていたことがあったんですが、それをやるにあたって部品が足りないことに気づきできませんでした」。
主治医 :「部品を買うのを忘れていたの?」。
ワタクシ:「いえ、事前に買っておいたんですが、どこへやってしまったのか思い出せないんです。間違えて捨ててしまったかもしれません」。
主治医 :「ADHDの人みたいなこと言うねえ」。
ワタクシ:「多少そういったのもあるんじゃないかと思ってはいるんですよぉ」。
主治医 :「薬、試しに飲んでみる?」。
ワタクシ:「そうですね、ダメ元で飲んでみましょうか」。
主治医 :「本当に?」。
ワタクシ:「はい、ダメ元で」。
こんな感じである。正確ではないが、、、。

 ということで、アトモキセチンを処方していただいた。この薬、調べてみればわかるが気安く処方できるものではない。よって上には書いていないが何度も確認された。
 初めて服用すること、他にも服用している薬があることなどから少量より始めることとなった。1日2回1カプセルずつである。が、なぜかワタクシは勘違いをしていた。1回2カプセル服用していたのである。4日目の夕食後に薬を飲もうとした時「あれ、このままのペースで飲むと足りないぞ」と思い処方内容を確認すると1日に2カプセルと書いてあったのである。やってしまった。とはいえ、少ない量からであるので薬剤の影響は心配しなくとも良いだろう。問題は在庫が足りないことである。ということで翌日関係各所へ連絡をして後日追加処方をしてもらった。これでひとまずは安心である(?)。

 さて、アトモキセチンの効果であるが、今のところ実感はあまりないのだが、飲まないよりは飲んだほうが調子は良いように思う。なんとなく。間違って倍量で服用していたことになる(と言っても、通常量くらいである)が、今では処方通り服用している。間違えて飲んでいた時のほうがより良いような印象はある。が、明確な違いは今のところはわからない。通常、効いてくるまで1週間ほど時間がかかるようである。もうしばらくは様子見である。

 あまり好んで飲みたい種の薬(そもそも薬など飲まずに越したことはないのであるが)ではないので、明らかに効果が出れば別であるが、効果がさほどでもなければ、飲まないほうが好ましいのかもしれぬと思っている。が、その判断は主治医が行うことであるので従うつもりである。

 この薬、院内処方であった。院内というのは久々の体験である。ワタクシが子供の頃はどこもかしこも院内処方が一般的であった。しかしある時期から医薬分業と言われ出し、順次院外処方となった。個人的には面倒臭くなったと当初は感じたものだが、慣れとは恐ろしいもので今では何の抵抗もなくなり、むしろ院内処方の方が不思議な感じさえする。まあ、本当に小さな医院などでは今でも院内処方だったりすることもあるので、科や地域性と規模などの要素もあるのかもしれぬ。


by donkeys-ear | 2018-07-01 01:02 | 心のヤミ