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睡眠と食への欲求

相変わらず眠気が強い今日この頃である。




 それどころか、旅行から帰ってきてから顕著になったのは、食への欲求である。
それまでは、なんとなくではあるが「以前より食べる量が多くなった」と思っていたが、帰って来てからと言うもの、なんとなくではなくて増えている。

 基本的に食は細いほうである。さらに朝はそれほど食べられない質で、菓子パン一つで充分であったのが二つになり時にはそれ以上となってきている。本日は朝から腹一杯食べて寝て、昼食後も寝てといった感じであり、遅い夕食を済ませたところである。量はたいして食べていないと思うが、満腹感はかなりのものである。が、まだ食べたい欲求はある。これは過食傾向ではないかと思う。

 睡眠に対する欲求も強い。先ほど書いた通り本日は寝てばかりである。やろうと思っていたことは全てお預けとなった。

 陽気のせいなのか、アモキサピンの効果なのか、いずれにしても生物における3大欲求のうち2つが高まっている。残る1つはいわゆる性欲であり、比較すれば増しているようには思うが、こればかりは簡単に満たせるものではない。まあ、露骨な欲求はあまりなく、異性に対する興味が強くなっていると言ったほうが適切かもしれぬ。その理由の一つとして、先日の旅でとても美しい方達を見たことが大きいのかもしれぬ。

 ワタクシの日常生活の中ではまずお目にかかることはないであろうと思えて仕方ないほどの美しさを持った方達ばかりであった。選ばれた方達であるので当たり前かもしれぬが、それにしても驚きである。また気配りが素晴らしい。こちらのニーズを的確に察知してくれる。それは職業人としての訓練によるものなのか、生まれ持ったものなのか(たぶん、両方だと思うが)ワタクシにははっきりとは解らぬが、いわゆるきめ細かなサービスの一端を感じた。願い出る前に声をかけて下さる。感嘆ものであった。
 できることならば(相手の方の)仕事としてではなく、プライベートでも接点を持ちたいと思うが、そう思う男性は世の中に多いだろうと思う。加えてそれはしょせん無理な話でもある。あくまでも仕事として接してくれるだけであり、勘違いをしてはならないのだ。勘違いしたくもなるが・・・。

 まあ、相手は仕事としての振る舞いであるのだが、こちらは身勝手にも退行したのだろう。特別親しくしてもらったわけでもないのに。
 この感覚は久しぶりである。退行があまりできないワタクシにとって、それは貴重であり心地良い体験であった。これに似た感覚は、精神科病棟へ入院したときである。女性看護師さん達に優しくしてもらったのに似ていると思うからである。振り返ってみたらそう思った。
 この感覚を一言で表すなら、あまり安易に使いたくない表現であるが癒しであると思う。この感覚を再び味わいたいがゆえ、また旅に出てみようと思っているのが本心ではないかと自分で感じている。一歩間違うと依存に結びつくのだろうが、どう転んでも心的距離は縮まらないと思われるので、こちら側の勝手な期待でしかないとも思う。
 ワタクシはかなりぼかして書いているので誤解を受けるかもしれぬが、決して怪しいところへ行ったわけではない。もしそう言うところへ行ったなら、ワタクシにとって刺激が強すぎるだろう。

 話は戻るが、食べる量が増えたのは食欲以外にも口愛(口唇)期に固着があるのかもしれぬ。なぜならば、たばこの本数も増えているからである。やはりワタクシは満たされていないと感じているのだと思う。そしてこの先も満たされることはないのだろう。残念であるが、引きずっていくしかないのだと思っている。まあ、満たされたような気分になることはできるかもしれぬが、疑似でしかないのだろう。悲しいけど。
by donkeys-ear | 2013-03-10 00:28 | 心のヤミ