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意欲無し

また久々の更新である。




 ここのところ意欲が全く出ない。しかしだ。ここのところに限った話しなのだろうか?と自身に問うてみたところ、ここのところに限らず、それより以前からこの状況だったのではないか?と思うようになった。
 結果として、確かにここのところたいしたことをやっていない。これは事実である。少し前まではどうであったかを考えると、意欲があってやっていたというよりもやらねばならぬという、ある意味での強迫感によるものから行動していただけに過ぎないのではないか?と思うのである。もっとも、現状で色々考えてもその時の心理状態ではないので違っている可能性は否定できないが・・・。

 いずれにしても、何かをやろうとは思わないに等しい。さらに、まるで手のひらですくった水がこぼれ落ちるが如く、記憶が抜け落ちている。というよりも、何事も上の空の状態で事をなしているように感じるのだ。そのため、何をやっていたのか、何をやろうとしていたのかが我ながら良く解らない。思い出すことは可能であるが、直ぐに思い出せるわけでもないので全体として時間がかかってしまう。

 我ながら「結構まずい状態かもしれぬ」と思ったりもするのだが、だからといってどうなるわけでもなく、上の空状態で過ごしていくのみである。まあ、永遠に続くわけではないとも思っているが。ただ、いつこの状態から抜け出せるのか疑問を感じてはいる。

 しばらく前、ある目的のために薬を若干減らしたのであるが、時間の経過とともに起死念慮が再燃した。その後処方変更の後に増量したので落ち着いてきた。しかし、ふと出てくる。死ぬしかないかなあと。客観的にいえば死ぬ必要はないのだろうが、何もかもが嫌になってしまうとそんな風に思ってしまうのである。なんのために生きているのだろう?などと考えると十中八九「生きていても仕方ないよなあ」と思うのだ。
 生きる目的などそもそもないという話を耳にしたことがある。そうなのかもしれぬ。生きていることに価値があるのだろう。恐らく。ワタクシはその価値を見いだせないのだろう。きっと。

 とはいえ、仕事はやらねばいけない。先延ばししてきたツケが回ってきたのだろう。身から出た錆である。意欲があろうがなかろうが、課せられたものはこなせばならぬ。なんとかせねば。
 ああ、サボっていたわけではない。他をやることで先延ばしにしてきただけである。優先順位の付け方に問題があったのだろう。それだけである。
by donkeys-ear | 2012-10-30 20:37 | 心のヤミ