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本日は色々あった

タイトル通りである。




 外来はなんとか予定通り受けることができた。上司も同席である。ここに至るまで調整やらなんやら大変だったのだが、ともかく無事に終えられたので良かった。

 病院内はいつもと違った雰囲気であった。これにも色々な理由がある。詳しく書くと身元がばれてしまうので書かぬが、待合室で順番待ちをしていた時、余震がきて思っていたより揺れた。
短い時間であったが、患者さんの中には驚いておられた方もいた。自然災害である以上、仕方がないことである。
デイケアは休診とのことで帰ってきた。

 連日、先日発生した地震に関する報道を注視している。ワタクシはリスクを最低限に抑えることを至上命題として考えている面がある。これは無意識にそう思っているのだろう。何事に対してもリスクを回避または最小限とすることを目指すのである。
 よって、テレビやラジオのニュースをほぼ常にチェックしている。

 本日強く怒りを感じた事は計画停電が計画通りではなかったことである。
電力会社によって計画された停電時間にあわせて行動計画を立てていたのだが、話しが二転三転したことにより、てんやわんやであった。
 電力会社としてはできうる限り需要家へ迷惑をかけないための措置だとは理解できるが、一度公表した計画の通りに停電をした方が良かったのではないかと思う。

 帰宅後、必要な物の買い出しに出かけたのだが、停電するかしないかはっきりしないため、店舗が開店/閉店の判断に苦慮したようである。これは店員さんから聞いた。決められた通り停電措置が行われれば諦めも付くし、予定時刻を回避して行動できるのだが停電するかもしれぬとの理由で閉店した店は多かった。しかし実際に停電には至っていない。
 これは消費者と販売側両者にとってデメリットしか生まれず、互いにどう対応したら良いのか翻弄されてしまう結果となった。
 産業界にとってできるだけ停電は避けて欲しいとの気持ちも理解はできる。しかし、産業界でもこれでは生産的活動などできないだろう。

 個人的には先ほど書いた通り一度決定した計画通り輪番(計画)停電をすべきだと思う。
 停電の時間や地域の調整よりも、原子力発電所の対応に注力して欲しいのである。恐らく、日本国民のほとんどが原子力発電所に対して不安を感じているだろう。海外でも注目されていると思う。これだけの状況は極めて稀だからである。

 国の機関も現地へ出向いて対応を協議・実施しているようであるが、安心材料はあまり感じられず、不安を煽る情報(報道)の方が多いと感じる。メディアが不安を煽ってどうするのだ!
 対応報告は政府官邸のサイトや関係機関から見る事が可能である。報道と内容が異なる点もある。
といって、政府の対応が必ずしも正しいのかワタクシには解りかねる。

とにかく事態を正しく理解をしている人が、我々国民に誤解を与えぬよう解説・報道して欲しいものである
by donkeys-ear | 2011-03-15 02:20 | 心のヤミ