ひきこもり

今朝はちょっと遅いながらも起床した。現在、とりあえずネットサーフィン中(死語)である。




するとこんなニュースを発見した。ひきこもり実態調査についてである。
excite ニュースより
さらにこちらも。
Yahoo ニュースより

 調査をしたところ、30代の引きこもり(状態の人)もかなりの数、存在しているとの報告である。
内閣府が全国実態調査をした結果に基づいているようである。が、ワタクシの元へこの調査が及んだのかどうかは極めて謎である。

 個人的見解として「そんなこと、想像に難くないんじゃなかろうか?」である。何を今更とすら思う。
ただ、調査をしてある程度実態を把握したことに意義はあるだろう。問題は国としてどう対処をするかである。

 二つめのリンクを見ていただくと、ひきこもりの定義なるものが載っている。
簡単にまとめれば「自宅から長期間外出しない状態」と言ったところだろうか。
 その意味で考えれば、ワタクシは通院や趣味場面で外出するので定義から外れているのかもしれない。買い物へも行く。まあ、毎日出かけているわけではないので準引きこもり状態であろう。こういった状態は調査結果に反映されているのかも謎である。もしカウントされていないとすれば、推定存在数はもっと増えると思われる。

 ここまでくると社会問題である。国などの行政機関もそろそろ本気で対策を考えていく時期に来たということだろう。
 で、これが簡単ではないことも想像できる。引きこもりに至るケースも多様であろう。よって一概に考えられず、対処の方法も一つに集約・形式化するのは不可能だと思う。
 このあたり、いくら官僚が優秀でも、どれだけ政治家が切れ者でも、まともな策を練ることができるとは思えない。専門家の意見や実際にひきこもっている人たちへのヒアリングを行うことも必要だろうと思う。であっても、それは参考材料でしかない。

 今の政府。何でもかんでもお金を配れば解決できると考えているように見える。子供手当が良い例で、それにより国の借金は増える一方である。真綿で首を絞めているようなものである。
 引きこもっている人に対して経済支援をしますな〜んて言い出したら「やっぱり何にも解っちゃいないねえ」と個人的には思う。資金を投入するのであれば、引きこもりを解消するために何ができるかを考えるのが本来の姿だろう。引きこもっている人の支援ではなく引きこもらないためには何ができるのかを考える事が重要である。結果、今引きこもっている人たちにも自然と手が差し伸べられるだろう。
 その一つとして月並みな意見だが、相談窓口(事務的対応ではなく、深い洞察を受けられる窓口、カウンセリングに極めて近いという意味)を増やす、医師の診察を受けやすくするなどである。それを可能にするには良質な精神科医、カウンセラー、パラメディカルスタッフの養成が必要である。これれは引きこもりだけでなく、精神疾病全般にプラスへ働く。
 他に考えられる事は世直しが必要だと思う。これは政治家がリーダーシップを発揮する分野である。
 以下は余談である。今の与党にはこの力が無いというか、明後日の方向を向いていて、世直しどころかいっそうひずみを大きくしていくだけに思うため、全く期待できない。自分の身が可愛い人たちばかりである。最も政治家に似つかわしくないタイプの人間が政治をやっているのだから、世の中おかしくなっても不思議はない。先日の参院選でだいぶ状況が変わったと信じたい。

 元に戻そう。残念ながら今の精神医療業界、カウンセリング業界共に質のバラツキが大きいのではないだろうか。数は増えつつあるが質は伴っていないと思う。それと精神科受診に対する偏見は未だある。地方へ行けばより増すであろう。受診するには敷居が高く、その敷居をやっとの事で跨いでも、ろくな医師、カウンセラーがいなければ落胆は大きい。結果、より引きこもってしまう可能性は言うまでもないだろう。
 気軽に診察やカウンセリングを受けられる、質の高いインフラ整備と重要だと思う。それなくして事態を変えることは無理だろう。まあ、引きこもり対策だけではなく、精神医療全般を充実させる事でもあるのだが。

 メディアに良く出没する精神科の先生達。今こそ問題の指摘を、国や政府に提言をすべきである。自分の知名度を上げるだけではその医師の自己満足を満たすだけであり、医療業界には何も貢献できていないのではないかと思う。何のためにメディアへ出演するのか?。顔を売るだけなのか?。
 まあ、全ての医師が自己満足ではなく、真に問題解決を目指して出演されている先生もいると思う。

 浅はかで表面的意見しか口にできない医師は、メディアに出るのを自粛して欲しいと思う。患者と向き合ってナンボの世界、制度の問題を指摘できれば非の打ち所のない医師だと思うんだけどなあ。これも過剰な期待なのかもしれないけど。

 この意味で、ワタクシは明らかに恵まれている。医師、(最近全然行っていないが)カウンセラー、パラメディカルスタッフ、全てが高品質だと感じる。と言ってもこの環境へ至るまで約10年の歳月を要した。
 一人でも多くの方に同じチャンスがなるべく早く与えられる事を望んでいるのである。尤もそれを生かすも殺すも患者自身であったりもするのだが。なかなか難しい問題である。

 ワタクシは引きこもりというよりうつ状態であるので、本質からずれた見方をしているのかもしれない。まあね、ワタクシの言いたい放題なのだ。この blog は。
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by donkeys-ear | 2010-07-24 12:56 | 心のヤミ