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検査結果はさんざんだった

本日は耳鼻科および精神科外来の日であった。




 まずはいつものごとく耳鼻科からの受診である。
これまたいつものごとく聴力検査。検査中「あれ、思っていたより聴こえないぞ」。検査後の診察で結果を見せてもらったところ、なんとなんと絶不調の時とほぼ同じレベルであった。
 主治医曰く「突発性難聴よりメニエール病の可能性が高い」とのこと。めまいの有無を訊かれた(ちなみに毎回のこと)のだが、立ちくらみがあると応えた。以前も話したと思う。
ワタクシは元々低血圧気味で起立性低血圧もあると思っているので立ちくらみは日常茶飯事なのだが、それは血圧の問題ではなくメニエール病によって引き起こされているのかもしれないと今更思ったのであった。ただ、メニエール病の可能性は高くなっただけであってメニエール病との診断名は今のところついていない。できることなら確定診断に至らないことを望むのである。とは言いながら、(耳鼻科で処方される)薬を飲むように言われたのも事実である。

 午後は精神科外来である。耳鼻科での話しをした。個人的にはセルトラリンの副作用を一番疑っているのでもうしばらくは様子を見るつもりでいると伝えた。完全に体内または脳内から排出されるにはそれなりに時間がかかるとも聞いた。
 耳の問題はともかく、精神的にはセルトラリンの必要性は無いだろうという話しになった。つまり飲まなくとも良いだろうとの判断である。
抗うつ薬を減らしたにもかかわらず、ワタクシの精神はうつの傾向が見られない。まあ、セルトラリン以外の抗うつ薬が功を奏している可能性もあるのだが、そちらの量は全く変わっていないので処方量の観点では当面このままで良いのだろうと思う。
 しかしワタクシはやや躁的に感じている旨も話した。躁転が怖いのである。その理由は躁うつ病の方から躁転に至った経緯を聞いた事と躁状態の方と関わった経験である。
 先生は「抑さんの場合、躁転はないと思う」とのお話であった。だいぶ以前の主治医にも「それはない」と言われたことがある。その時は「薬剤性躁転という現象があるのは事実だが、抑くんの場合は今までの処方量と期間から見て考えにくい」との話しであった。
さらに本当に躁になった場合、現実検討力が著しく解離するので現実世界での検討に問題が無い以上、躁の心配は要らないだろうとのお話であった。

 ではワタクシはなぜ躁転を恐れるか?。今までに体験したことのない状況を味わっているからだろうと思う。一つにはハイであってはならないとの思い込みがある。ワタクシは常に冷静でいることを求められてきたのだと思う。もしハイになってしまったら、ワタクシがワタクシでは無くなってしまうとどこかで感じているのだ。しかし客観的に考えれば、それは一つ成長をしたとも言えるのだろう。今までの強力な抑制が部分的であっても緩んできているとも言えるのである。強力な抑制とは過度な抑制という意味であって、病的な抑制状態が続いていたという意味である。それが緩和したとなれば、精神が健康な方向へ向かっていることになるのだ。

 なんだか長くなりそうなので、今日はこの辺りにして寝ることとしよう。

 そうそう。今日の外来では先生がいつもと違うように感じた。ひょっとするとワタクシが何かを投影していたのかもしれない。でも、先生も今は大変なときなのである。

きっと 95% ですよ。
by donkeys-ear | 2010-06-29 01:23 | 心のヤミ