思いがけない提案

 本日は飲み会に参加してきた。早く帰ってくるつもりが案の定遅くなってしまった。




 つまらないことではあるが、一つ記録を更新した。最寄り駅から自宅まで徒歩50分を切った。前回は55分くらいかかったので大幅な短縮である。6分は大きい。

 まあ、そんなことはどうでも良いのだ。本日、飲み会にて意外な提案を頂いた。

 ワタクシがうつ状態で職場を長期休職していることは今更隠す必要もないのでお話しした。中には既にご存知の方も居られる。そもそも、そういう間柄の人々なのである。
 「世の中、おかしいよね?」などと話していたところ、「どうせ家に居るなら、しばらく別の環境で過ごしてみてはどうか?」とのこと。しかも、それが具体案になって話はどんどん進んでいくのである。と言うより、あとはワタクシが「はい」と言えば、一ヶ月程度(或いはそれ以上)そこで過ごしても構わないと言う勿体ないくらいの話を頂いた。

 当然ながら即決はできない。酔いに任せて「oh yes !」とは言えない口である。酒宴でも超自我は見事に働くのである。

 ワタクシの周囲にはこんなにまで理解してくれる人がいるのかと思うと、本当に恵まれた境遇だなあと思う。そしてその事をポロッと漏らしたところ、この提案をしてくれた方から「そう思うのは抑さんの中に元々恵まれた思いがあるって事なんだよ」と言われてしまった。そうなのだ。かつて感じた気持ちの再現、転移だと自分でも思った。

 最大の問題は、このご厚意に甘えても良いのだろうか?という点である。
 勿論、超自我優位であり、甘えに対して人一倍敏感なワタクシは、素直に受け入れられない。と言うことで、話は一時停止している。しかしワタクシがその気になれば、直ぐにでも実行可なのである。なんとその場で現地へも連絡をしていた。良くも悪くもそれだけ話は形になりつつあるのだ。
 客観的に考えれば、かつてワタクシが体験した事と同じような事がこの場面でも再現されるのであろう。具体的には断ることだと思う。

 「宴も高輪プリンスホテル」な感じ(完全に死語だろうなあ)で飲み会は終了した。と言うことで、酔っぱらった状態で「どうしたものか?」と考えながら小一時間歩いて帰ってきた。

 まあ、今すぐにと言う話でもない(と思っている)ので、冷静に考え、そして主治医に相談などして決めるのが一番というのが結論である。話をしてくれた方も「良かったら」との提案であり、無理強いではない。職場との連絡が最近密になってきていることもある。現実的には関係各所との調整が必要なのである。
加えて先日薦められた本「自己分析」を本日入手した。これを読んでからでも遅くはないと思うのである。
 要するに、現段階ではあまり乗り気ではないのだ。申し訳ないのだが。
 恐らく、今までの人生で手を差し伸べていただいたとき、断ってきたのだと思う。または手を差し伸べられた事がないと感じているのかもしれない。根底には人の情けにすがってはならないとの気持ちがあるのだろう。
今回は今までとは敢えて違う選択をするのもアリなんだとは思う。

 思考優先ではなく行動優先へ切り替えた方が良いのはこのワタクシが一番解っている。しかしいきなり大それた行動もできないのである。
 ワタクシの中にある精神的問題はボンヤリではあるが少しずつ見えてきた気がする。それを指摘されると「解ってます!」と言いたくもなる時もある。しかし行動を、思考を修正するには至っていないのだ。我ながらご愁傷様である。
 結果としてなぜ頑なに拒むのか?。その一つは昨日書いたアイデンティティーをどう捉えるかなのだろう。
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by donkeys-ear | 2010-06-06 02:33 | 心のヤミ