忘れてた!

今週から追加処方された薬を調べていたら、あることを思いだした。




 現在メインで服用しているのはセルトラリンである。日本では3番目(4番目?)に承認された SSRI である。この薬に変わったのは一昨年からである。

 で、当時のことを思い出してみた。そうしたら難聴との関連が否定できないことに気付いた。
 薬を変えた目的は、意欲が出てこない事であった。それまで服用を続けていたのはパロキセチンであったのだが、当時の主治医が「薬を変更してみましょうか?」と持ちかけてくれ、パロキセチンからセルトラリンへ変えた。本来、薬で意欲は出せないとも聞いている。であるから、何とも言えない話なのだが、現状を変える目的で変更したのだった。
 セルトラリンに変えた直後、突発性難聴が発生した。そんなこともありフルボキサミンも試してみたのだが、思ったように効果が出なかったと記憶している。
 難聴との因果関係はその時点では不明であった。主治医が製薬会社へ問い合わせたところ「そういった例は特に聞いたことがない」と教えてくれた。さらにフルボキサミンとセルトラリンでは日中の眠気に差を感じた。セルトラリンの方が眠気が少なかったのだ。耳鼻科で治療を受けたこともあり難聴はまもなく消失した。セルトラリンが原因ではないだろうとの話になり、最終的にセルトラリンへ変更をしたのだった。

 それまでパロキセチンを数年服用していた。その間、耳に関わる症状は特になかったように思う。ただ、先日調べてみたら、パロキセチンの離脱症状として耳に違和感が発生するケースがあるらしい事を知った。セルトラリンへ変えた直後はそれが原因で難聴に至った可能性もある。しかし、薬を変更してだいぶ時間が経過しているにもかかわらず、その後2度も耳に異変が起こったとなると、離脱症状より現在服用している薬剤になんらかの理由があると考えるのが妥当だろう。すなわちセルトラリンによって難聴が発生していると解釈することも不可能ではない。

 もっとも、今年になるまでは一過性でしかなく、長期間にわたり症状を感じた事はなかったのも事実である。よって一概にセルトラリンに原因があると特定できる訳ではない。が、因子としては考えられるのでそれを除外するのは一つの方法であるとも思う。具体的にはセルトラリンから他の抗うつ剤へ変更する事である。
 これはワタクシの独断でできることではないのも言うまでもないことである。主治医に相談してみようと思う。
 さらに、難聴自体は心因反応によって出現している可能性も否定できないので、処方を変更したからと言って難聴が消失するとは限らない。

 ワタクシは副作用が出やすいタイプのようである。というのは以前看護師さんに「抑くんは副作用が出やすいのかも?」と言われたことがあるのだ。
 レボメプロマジンとST合剤を併用したとき、血球数に異常が現れてレボメプロマジンは使えないことが判明した。実はレボメプロマジンよりST合剤によって異常が現れたのではないか?との見解だったのだが、リスク回避のためレボメプロマジンも服用中止となり、かわりにクロルプロマジンを処方された。ところがクロルプロマジンが全く効かなかった。最終的にゾテピンに落ち着いたが、メジャーは前回の復職後、不要となったため今は服用していない。
 クロミプラミンも試したことがある。副作用のあまりの辛さに2週間試す予定が1週間しか服用できなかった。それまではスルピリドを服用していたのだが、体重増加が著しかったため変更を余儀なくされた。結局服薬調整のため入院となってしまったのだが。

 誤解なきように記せばセルトラリン、レボメプロマジン、ST合剤、クロルプロマジン、クロミプラミン、スルピリドが悪い薬と言っているわけでは断じてない。ワタクシには合わなかっただけであり、人によっては合うのだろう。
薬は人それぞれ効き具合が異なる。故にどれがお薦めでどれが悪いとは一概に言えない。薦めるというのもおかしな話だが。

 ちなみに副作用の話はエビデンスベイスドで書いた訳ではない。エビデンスに含まれていない可能性があるのだ。しかし、人それぞれ何らかの期待外、予想外の結果が出ることもあるのは確かだろう。よって過剰なまでにエビデンスに拘るのもどうかと思う。過去の個人的な感想ではあるが。

 ネットで調べてみるとSSRI服用で色々な副作用が出ていることも服用者で話題になっているようだ。

 薬とはそもそも飲まないのが一番である。しかし何らかの症状を抑えるために薬を服用せざるを得ないのである。それは敢えて毒を飲んでいるようなもので、毒の効き方が良い作用であれば本作用(で合っているのかな?)、悪い作用であれば副作用と呼ばれるだけの話である。
 まあ、飲まねばならないので飲んでいるのである。飲まずに済むのであればそれに越したことはない。

 セルトラリンと難聴に相関関係がありそうなので、先生に話をしてみようと思っている。現主治医は臨床経験が豊かなので安心である。
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by donkeys-ear | 2010-05-30 00:18 | 心のヤミ