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朝の怠さと変な夢

 先日の外来で新たに追加された薬がある。その影響なのか今まで以上に朝が弱くなった気がする。




 正確に言うと、弱くなったとも言い切れない。というのは、自然に目が覚める。
就寝時刻は概ね0時から1時くらいで起床時刻は以前なら9時前後であった。ところが今週はなぜか6時台、7時台に自然と目が覚める。睡眠時間にすると5〜6時間程度だろう。早朝覚醒と言えばそうなのかもしれないが、目覚め自体はそれほど悪くはない。
 問題はここからだ。目が覚めたのは良いのだがとても怠くてなかなか起きあがれない。やっとの事で起きあがり、階下の居間へ移動するも身動きができないほどの怠さである。眠気もあるが怠さの方が辛い。ボーッとしながら朝食をとり、薬を飲んでまた寝てしまう。
 今までとの違いは二度寝・三度寝をしないことだろう。起きたら食事を摂る。が、その後また寝ないと辛くて仕方がない。寝ればある程度怠さは緩和するようだ。これも二度寝と言われればそうなのかもしれないが。

 まあ、薬は本作用が出る前に副作用が出やすい傾向があると思っているので、時間と共にこの状況も変わってくるのかもしれないと思っている。変化がなければ先生に伝えてまた一考する事になるだろう。

 さて、夢の話であるが、これもまたおかしな夢ばかりである。今回見た夢は結構インパクトがあった。なんとなく「そうだったのか」と思えたところがあるのでメモ代わりに書いておこうと思う。
 実際、細かなディテイルは覚えていない。粗筋もおぼつかなかったりするが、夢の中で「そうだったのか!」と思ったことは覚えている。

 初めは「この近くで撮影があり、そこでバスが谷へ落ちたらしい」という話を聞いたのだった。「へぇ、そうなんだぁ」程度にしか思っていなかったのだが、知り合いの家へ遊びに行ったところ、なんとその目の前で撮影が行われていた。
窓の外は谷になっている。その谷は大して深くはなく対岸も頑張れば飛び移ることも可能な程度の谷である。その谷を伝っていくとバスが落ちたとされる広めの場所に出る。で、窓の外の崖では主人公(ともちょっと違うのだが)と思われる男性が歩いている。その男性は女性に谷へ突き落とされて絶命してしまった。
 ここでまた不思議なのだが、男性は実は二人居たのだった。一人は誤って転落し命を落としてしまう。そして瓜二つの男性が突き落とされてしまうのである。
突き落とした女性はどちらかが偽物でどちらかが本物だと思ってはいるのだが、どちらがそうなのか見分けがつかない。女性は最初に事故死してしまった男性が本物で、突き落としてしまった男性が偽物だと思っていたようだ。ところが真実は最初に事故死した男性が偽物で、なんとか生き残った本物の男性が女性に助けを求めたのだった。しかし女性は本物に成りすましていると思ったその男性を突き落としてしまったのだった。その後、自らの手で突き落とした男性が本人だったことを知り深く傷つくのであった。ちなみにこれはドラマの撮影ではなかったようである。実話なのだ。これも夢だからできることだろう。
 それを見ていたワタクシは「女性とは如何に怖い存在か」を思い知り、これが「女性は災いをもたらす存在」に繋がっていると夢の中で思ったのであった。
その後バスが現れ、谷に落ちていくのを見た。これは完全に演出であり、今まで書いてきた内容とは別物で、単なるバスの転落シーンを撮影していたのだと思う。

 この夢には複線がある。なぜか子供時代のワタクシがバスの落ちた場所を探索しているのである。バス以外にも色々なモノが転がっている。機械好きのワタクシはそこへ行って色々なモノを拾ったり分解しているのである。
さらに、別の撮影隊が自然の風景を撮影するために現れた。四季折々の風景を撮影しているのであろう。その様子を伺っているのは現在進行形のワタクシであった。カメラがこちらに向けられたとき、思わず写らないように隠れてしまった。

 時系列で考えると誠におかしな話である。初めに「バスが落ちた」と聞いたときには現在完了形または過去形のはずである。ところが実際にバスが落ちたシーンをこの目で見ている。現在進行形。かつ、子供時代のワタクシがそこへ現れて物色しているのである。これはだいぶ以前の過去である。ほぼ同時に現在のワタクシもちょっと離れた場所であるが存在しているのである。時間軸がメチャクチャなのだ。まあ、夢ってのはそんなモンだとも思う。ドッペルゲンガーに近い物がある。

 つまり夢の内容はメチャクチャで良くわからない。が、女性に対する意識みたいなものは、なんとなくではあるものの「そういう背景があったんだ!」と思わせられるだけの気迫を感じたのであった。

最後に昨晩、怪談物の動画を見た。これが夢に影響を与えた可能性も残ることも書き添える必要があろう。
by donkeys-ear | 2010-05-26 11:56 | 心のヤミ