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掃除

本当は今のワタクシは何もしたくない気持ちに占領されている。とはいえ夕方以降気分が乗ってくることもあり、大掃除とまでは言えないが、ちょこちょこと掃除をし始めた。

ワタクシの部屋にはモノが溢れていると言っても過言ではない。




まず本が多い。それも雑誌。
こんなものは捨てれば良いのだが、なぜか「そういえばこんな記事が載ってたよなあ?」と想い出すことが多く、捨ててしまうと読み返す事ができない。
そこでスキャナで取り込んで電子データ化しようと常々思っておるのだが、思っているだけで先に進まない状況である。
最近ではそれに特化したスキャナも販売されている。今は金銭的に全く余裕がないので、いずれ手に入れたいアイテムの一つ。こうやってモノが増えるんだよなあ。

雑誌以外にも本は多い。ワタクシは本屋に行くと興味を持った本を数冊買ってしまう。
実際には全て読み終わることはあまりない。購入しただけで読んだ気になることもあるし、読んでみたらあまり面白くないと中断してしまうこともある。勿論最後まで読む本もある。
さすがにこちらはスキャニングしようとは思わない。必要・不必要の本を仕分けして要らない本はどこかで買い取ってもらうのも一つであろう。
ただ、安く買いたたかれるので大した金額にはならないことを考えるとやっぱり前向きには考えられないのも事実である。

最近は書店へあまり行かないようにしているので、このペースで行けば現状維持か減る方向になるだろう。期待を込めてそういうことにしておこう。

他には細々した物が多い。傍目にはジャンクのような機械、部品など。ワタクシにとってはゴミではないのだが、見る人によってゴミと判断されるだろう。

CD 類は今のところ百数十枚あると思う。この程度であれば少なくはないが多いとも言い切れないかもしれない。が、確実に増える一方である。聴いていない CD も沢山ある。こちらもできるだけ購入を抑えている。

兎にも角にも全般的にモノを捨てられないタイプである。「あれば使える、いつかは使う」と思ってしまう。であるから増殖する一方だ。
モノへの執着心が強い事もあるだろう。

父はモノを粗末にするなと良く言っていた。消耗品であっても消耗しないように使えと言わんばかりにモノを大事にしろと言っていた。言われてきた。
それは父が子供時代、欲しいモノがあっても買ってもらえなかった事に起因していると思っている。
自分が満たせなかった思いをさせたくないと父は思っていたのかもしれない。だからこそ色々なものを買ってくれた。その面では感謝している。
しかし、ただモノを買ってくれるだけの存在、父親としてキャッチボールをしたりある程度の遊びをしてもらいたかったと思うことも少なくない。結果として私の中では金づるとしか受け取れない。

ワタクシが子供時代、モノを大事にしろとさんざん言われてきた。それがすり込まれているのだろう。なのでモノを捨てる事に対して決断できない。
そして何かにつけて想い出がある品物も多い。他人から見れば何ともないモノであっても、あるいきさつで買ったとか、こういう事があったから買ったとか。
勿論、そんな背景があるモノばかりではない。であるが、結果として捨てられないのである。

数年前 " Mottainai " が流行した(と言えるのか?)。流行するより以前に勿体ないが身に染みついていた。ワタクシの場合、それは行き過ぎなんだろう。

まあ、今年も捨てられず、年を明かすのだろう。時間をかけて少しずつ整理していけば良いと今は思う。それにはワタクシの精神構造、問題を解き明かしていくことも必要であることに変わりはない。
by donkeys-ear | 2009-12-27 01:35 | 心のヤミ