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ここ数日は

また寝ている時間が長い。旧の木阿弥になりつつある。
危険な兆候故、薬を増量した。いくらか良いようではある。持ってて良かったストックである。




飲んですぐに効果が出る薬剤ではない。最低でも一週間継続してみないことには効果がはっきりしない。まだ数日であるため判断するのは早計であり、もうしばらく様子を見るつもりである。

先日まではいろいろと興味や関心をひくこともあった。が、今はその気力がどこかへいってしまった。消失したのかもしれない。
といいながらワタクシは例によっていろいろと考えてしまう。考えないために睡眠という手法をとるのだろう。それは退行でもあり、現実逃避でもある。

現実は非常に厳しい。別に恋愛に限った話では無く、生きていくこと全般の辛さを感じるのである。
孤独感や空虚感に襲われる。すべての人間が同じ経験しているのかは判らない。その感覚が強い人もいれば弱い人もおり、どちらが幸せでどちらが不幸と考えるのは本人次第である。
他人から不幸に見えても本人が幸福感を得ているのならそれで良いのだろう。逆も然りと言いたいところだが、他者から見て幸せであるのに自身で不幸と思いこむことは決して良いとは思えない。

おそらくワタクシはその後者なのであろうと思う。周囲の人間は「あなたは幸せでしょう」と思うのかもしれない。しかし周囲の意見でしかなく、自分にとってはあまり意味がないのである。ココロが満たされていないことにかわりはない。
他者から幸せに見えたとしても自身幸せであると受け入れられないのである。

満たされるためには何をすれば良いのだろう?、何を感じれば良いのだろう?などと考える。
小さな幸せ探しから始めると良いと聞いたことがある。でも、それすら見つけられない、感じられないのである。感情が平板化・鈍化しているのかもしれない。

こういう場合、徹底的に落とすのも一つの方法だ。

いや、振り返ってみればかつてはもっと深刻だったではないか。比べれば多少なりとも前進しているのである。
そう思って今はしのぐよりほか無い。
by donkeys-ear | 2009-10-13 00:46 | 心のヤミ