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ここ数日の変化

土、日、月と出かけてきた。
月曜日は例によって外来受診である。
土日は少しイレギュラーであったかもしれない。



土曜日は修理を依頼しそれが完了した物を受け取りに行ってきた。
行きがけに知人のところへよった。共通の趣味仲間である。仲間と言ったら失礼かもしれない。ワタクシにとっては先輩であり恩人である。もう10年も前に知り合ったんだねぇなんて話をしてお互いに状況の変化を感じたものだ。
その知人が修理依頼先まで車で送ってくれた。ありがたい話だ。持つべきものはとはこういう事を表しているのだと思う。
修理完了の品を受け取りながら、そこでまた色々な話をして実に有益な時間を過ごせた。
相手にとっては迷惑であったかもしれない。その点は次回何か差し入れでも持っていこうと思っている。

翌日曜日。ある種の運動療法を受けに行く。それは身体だけではなくココロもリラックスさせる目的で行われている療法である。
実はちょっと違う内容だが、去年は通っていた。と言っても夏までである。体調を崩し行けなくなってしまったのだ。「行った方が良い」と思いながら仕事に忙殺され体調は悪化、挙げ句の果てに仕事を休むにまで発展した。休みはじめたら何もかもやる気が起きず、その療法に参加するどころではなくなってしまったのだ。
しかしその療法をされている方から定期的に連絡をもらっていた。それには新たなクラスをもうけたことも記されていた。
その新たなクラス。私にとってはぴったりのクラスで、これは行った方が良いなぁと思いつつも結局今回まで行く事ができなかった。

1年以上開いてしまったが、先生は内心気にかけてくれていたようだ。これまた誠にありがたい話である。
以前通っていた場所と違うので余裕を持って早めに出かけたのだが、道を間違え結局遅れてしまった。先生、申し訳ありませんでした。

その療法、ストレッチに似たところがある。ヨガの要素も含んでいたりで、なかなか他では受けられない療法だと思う。
なぜそれに出会ったかであるが、私が以前通っていたデイケアにそのお弟子さん(っていっても良いのかな?)が月に一度のペースで来られており、最初はその効果に疑いを感じていたのだが、終わってみたら身体とココロの両方ががとてもリラックスできたことに驚いた。
ワタクシは基本的に身体を動かすことが苦手である。しかしその私でも苦に感じず、なおかつ心身ともに健康な状態へ近づいた事にいたく感心し、そのお弟子さんにお話を色々伺ったり、自分で調べたりしている内に、そのお弟子さんのお師匠さんのサイトを発見し、コンタクトを取って参加することにしたのだ。
まあ、実はそのお弟子さんが実に魅力的な女性で、この方と是非ともお近づきになりたいという下心があったのも確かであった。

ともかく、この療法は毎回目から鱗が落ちる。単に身体を動かすのとは違い、身体の変調を感じ取ったりコリや緊張を緩和すると同時に、精神的に落ち着きを取り戻すことができる。極端な表現をすればリセットと言っても良いかもしれない。それは過度な運動ではない。全く無理する必要はない。だからこそワタクシでも受けていて苦痛など感じないのだろう
これは受けてみればほとんどの方が実感すると思う。であるからワタクシと同じ精神状態の方にはお薦めである。合う・合わないがあるのも事実であるので一度試してみると良いと思う。
その師匠のサイトをここでリンクを貼っても良いのだが、そうすると私の身元が判明しかねないため、申し訳ないがそれはご勘弁願いたい。

その療法を終えた時には実にすがすがしい気持ちで、身体の違和感もほとんど消えていた。またしても「やっぱりこれは効果があるなあ」と痛感し、続けようと思ったのである。

帰路は満員電車であった。割と長距離乗る必要があるため、座って帰ることとした。よって次発の電車を待つことになる。まあ、そこまではそれほど変化はなかった。
先発が出発し次発が入線してきた。ワタクシがその列に並んだ時はまだ少人数だったので難なく座ることができた。やれやれ一安心である。
しかし、ここで予想外のことが起こった。満員電車であるので身体がどんどん緊張していくのが感じられたのだ。隣の青年は携帯ゲーム機に夢中になっているが、その操作音が耳障りである。なおかつ咳払いをする。私は自己臭恐怖を持っているため、その行為は責められているように感じてしまう。
満員電車であるから荷物を抱え、足など窮屈に折り曲げるしかない。それほど混んでいなければ多少足を伸ばすこともできるが、この環境下ではそれとて不可能なのだ。
身体はどんどん緊張し、それにつれて精神的にも不安定になってきた。せっかくリラックスできたのにまたしても元の状態になっていってしまった。
最寄り駅で降りた時、しばしの開放感を覚えたが、それでも身体の変調は緩むことには至らなかった。
自宅に帰るには最寄り駅からバスに乗る必要がある。バスは比較的空いており、座ることもできた。しかし身体が凝り固まってきている私には伸ばしたりさすったりしたい状況であり、それを少し行っていた。ワタクシが乗車するより前に座っていた青年。それは私の前の座席にいたのだが、明らかにこちらを怪訝に思っている。ワタクシは別におかしな事をしているつもりはないのだが、そういう目で見られると精神的には結構応えるものだ。ワタクシが降りるまで彼は乗車していたから、バスの中でも常に緊張を強いられていたことになる。

まあ、それでも療法を受ける前より身体もココロもだいぶ良くなった。であるから効果は持続しているのだ。ともかく療法の先生には感謝である。
是非多くの方にこの療法を実感して頂きたい。それは病んでいなくとも効果的であるし、自分をリラックスさせる方法の一つとして知っているとトクだと思う。


月曜日は外来だ。今週も午前中に予約を入れてくれていた。しかし昨夜寝るのが遅くなってしまったため、予約時間から10分ほど遅れてしまった。先生にお詫びしたが「それはいいんだよ」といってくれる。お忙しい身なのにこちらに気を遣って下さるのだ。ああ、ありがたやありがたや。

今日の外来では昨日療法を受けてきたことを話した。主治医はその療法のセラピストと面識がある。よって「あ〜、受けてきたんだ。何か変化はあった?」と尋ねてきた。
私は本当に色々な事に気付いたり改善されたことを報告した。そしてその報告を聞き、色々な事を話してくれた。さらに「先生(セラピスト)によろしく伝えてね」とも仰っていた。「師匠も同じことを仰ってましたよ」というと「あ〜そうか〜」と笑っていた。

この三日間、以前では考えられないほど体調が改善した。そして外出もすることができた。
これらは私にとって成果である。

しかし、今日の夕方辺りから精神は少しずつ下降気味になりつつあることを認識した。
嗚呼、もう眠い。こんな時間になってしまったので、それについてはまた書いていこうと思う。
by donkeys-ear | 2009-10-06 02:20 | 心のヤミ