人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日曜日は

今度の日曜日は第22回参議院議員選挙である。




 ここで各党について色々と書くと、公職選挙法違反に抵触するかもしれない。
ただ「選挙に行きましょう」と書くのは選挙管理委員会も納得であろう。

 先日、知り合いと政治の話しをしていたら、離れたところでこちらを見ていた人から「(政治に対する思いが)熱いですねえ」のような事を言われた。ちなみに、ワタクシの基本性格、基本的態度は全般的に冷めていると思う。例外もあるのは当然。はて、ワタクシが本当に熱いのだろうか?。

 個人的には投票行為は国民(勿論、日本国籍を保有した人)の権利であり、義務ですらあると思う。
 確かにワタクシも若いときは政治についてあまり考えたことはなかった。解りにくいし投票に行くのは確かに煩わしくも感じた。しかし投票を欠かしたことはない。まあ、自慢するほどのことでもなく当たり前なことだと思う。
 熱いとかそういう問題ではなく、一人一人が政治についてどう考えるのか?、この国をどのようにしたいのか?、そのためにはどの候補者や政党を選ぶのか?を明確にして臨むだけであろう。特に今のような政治の混迷が続いている状況下で何も考えないのはいかがなものか?と思ってしまう。
 つまり、ワタクシが熱いのではなく、当たり前な事を話していただけであり、あなたが考えていないのがそもそも問題では?と思うのである。まあ、感性や思考ってのは人それぞれなのも承知。加えて政治は解りにくい。ある意味で国民は置いてけぼりにあっているように思う時もある。熱いと言った人には申し訳ないが「そうかもね」とだけ言った。

 解らないから選挙に行かないってのは勿体ない話しである。自分の権利を自ら放棄することになるからである。これは「どうせ投票したって何にも変わらない」とか「支持する人が居ないから投票へ行かない」というのも含むが、色合いはだいぶ異なってくる。
 支持できる人が居ないから投票所へ行かないってのは大きな間違いであろうと思う。なぜならば、投票所へ行って白票を投じても一応は投票者数にカウントされるのである。勿論、無効投票であるがそれが大事なのだ。支持できる人間はいないんだよ!との意図を伝えられる。
投票しなければカウントすらされずお話にならないのであり問題外である。で、そういう人たちに限って何でもかんでも「政治が悪い」と言ったりもする。極論すると、投票していない人に批判する権利はないと言っても良いのではないだろうか。繰り返すが極論である。
 まあ、そういったことからも、投票はとても大切な行為であり権利だと思う。何もせず文句ばかり言うのはクレーマーと呼ばれても致し方あるまい。少なくともワタクシはクレーマー呼ばわりされたくない。

 個人的に、どこへ入れるかまだハッキリとは決めていない。ただ、絶対に入れないところほぼ自動的に決まってくる。ワタクシの考えと逆さまであったり、真の目的が「この国を良くしよう」ではなく私利私欲のためだったり、他にあるのでは?といった集団もあるように思う。あくまでワタクシが勝手に思うだけであるので、そうではないのかもしれない。
 いずれにしても消去法で決める事には変わりない。

 恐らく、今回の選挙も面白いことになるだろうと思う。まあ、この様な表現は不謹慎かもしれない。なぜならば、この国を生かすも殺すも有権者次第なのである。それだけ選挙とは重要なのだ。
 実は昨年の衆議院議員選挙はワタクシの予想とはかなりかけ離れていた。まあ、過去は過去である。しかし当時のことを頭の片隅に置いておくのも判断材料になるのではなかろうか?。良くも悪くも。

 ちなみにメディアで論じられていることを鵜呑みにするのは危険だと感じる。ネット世界ではメディア報道は偏向しているとも言われている。誰もが知ってる天下の大報道局ですら偏向があるのではないか?との声もある。今まではあまり表に出てこなかっただけなのかもしれぬ。

 こんな事を書いてしまうと「一体どこを信じれば」との話しに至るであろう。
今のご時世、正しい情報を得るには自らが欲していかねば難しいのかもしれぬ。幸か不幸かワタクシもその一人である。

 と言うことで日曜日には選挙へ行きましょうなのである。

 そして、この国を憂いながら自分の精神的問題を重ねていたりもするのである。だからこそ、この様なことを書いているのだと思う。
by donkeys-ear | 2010-07-10 01:01 | 雑感