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肯定すること

これが大事なんだなあと思い返している。
ワタクシは子供時代否定ばかりされてきたし、現職場でも否定されてばかりだと感じた。先日の上司の意見も正にそうであろう。
子供時代の否定は主に父からであるが、いつの間にか自分自身をも否定する事に至ってしまった。




他者から肯定されることは難しい事なのかもしれない。尤もそれを望もうとは思わない節もある。
それは相手の望んだ通り行動することであったり、相手とワタクシの意見が一致した時に起こる現象だと思う。
しかし実際には相手の意見に反することもある。その時、相手の意見に合わせる方法もあるが、自分の考えを肯定する事も選択肢として残されているのではないかと思う。
勿論相手を全否定し自分を全肯定するのは、単なる自己中心主義者になるだけであるから、実際には相手と自分の意見の折衷案を模索するのが良いのだろう。まあ、お互いに妥協する姿勢が必要ということだ。譲らない相手もいるので難しくもある。

個人的には相手の意見に合わせてしまうことばかりである。それは自分の意見・意志・行動を否定する事でもある。相手の望むとおりに行動したのに非難されると非常に不愉快で、さらには自己嫌悪に陥る。しかしそれを表に出せない。これもまた課題である。
なぜそうしてしまうのか?、衝突する事を恐れているのだろう。
そこには「常に良い人でなければならない」という思いがあるからだと今は考えている。
しかしそれを続けてきてワタクシの精神は破綻しそうである。いや「破綻している」が正解かもしれない。

その状況から離脱するためにはまず自分の意志・行動を肯定する事が必要であろうと最近強く思っている。勿論間違ったこと、独りよがりのことを肯定するつもりはない。
それは小さな事から初めていけば良い。どんな些細なことでも自分を認める事を意識すれば、やがて状況も変わってくるだろう。
平たく言えば、自分自身を好きになる事。たぶんそうなんだろうと思う。
正直、自分自身を好きだったことはない。それを少しでも変えればまた違った道が見えてくると今は思うのである。

ともかく、自分を肯定する事を目標に掲げて見ようと思う。
by donkeys-ear | 2009-10-22 00:39 | 心のヤミ